医長挨拶
放射線医学は画像診断と放射線治療に分かれます。放射線診断医と放射線治療医は、専門医教育をうけたスペシャリストです。日常診療の中では目立ちませんが、メディカルケアーのレベルを蔭ながら支える存在といえます。
放射線科で行われた検査画像は、放射線科専門医や画像に強い専門分野の医師が関わることで、画像診断への利用価値が高まります。しかし、残念ながら多くの現場で、画像撮影だけで終わってしまっているように思います。
また、放射線治療は癌の三大治療の一つですが、日本では正当に評価されてこなかった歴史があります。近年、技術発展により機能温存に優れた放射線治療が注目されています。コンピューター技術の進歩でさらに飛躍するとされています。
これらの背景から、放射線科の業務内容や面白さに触れる機会が少なく、その重要性に気付いていない方が多くおられると思います。このHPは、放射線科を紹介しがてら、画像診断に興味のある医学生や、臨床研修医の方々に向けたものとしました。
是非、気楽に当ホームページをご覧ください。
なお、当放射線科の診療内容は藤が丘病院HPの案内を参照ください。
http://www.showa-university-fujigaoka.gr.jp/shinryo/housyasen.html